2011年07月22日

PT サファイヤダイヤリング造り替え

リフォーム作品の紹介をします。

プラチナのサファイヤとダイヤのリングを造り替えました。

リフォーム前
プラチナサファイヤダイヤリング作り替え01.jpg

石を外した後の写真です。

サファイヤの脇にダイヤが2個留まっていました。

プラチナを使いしっかり造りました。

リフォーム後
プラチナサファイヤダイヤリング作り替え02.jpg

中央のサファイヤをプラチナの腕でななめに挟み込むようにし、

2個のダイヤはチョコ留めでサイドに配置しました。

腕にはダイヤを2個ずつ彫り留めしました。

プラチナサファイヤダイヤリング作り替え03.jpg

ダイヤは引っ掛かりが無いように沈めてあります。

サファイヤを留めている爪も引っ掛からない様に調整&検品してあります。


腕の下の方もしっかりとしてるので安心して使える品物だと思います。
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2011年07月19日

大粒ダイヤ プラチナメンズリングのリフォーム

以前に造ったリフォーム作品の紹介をします。

2つのプラチナのメンズリングを一つにまとめました。

リフォーム前
大粒ダイヤプラチナメンズリングのリフォーム01.JPG

大きなサファイヤリングと大粒ダイヤが3個入ったリングです。

デザインはこちらのダイヤが3個入ったリングを基本にしました。
大粒ダイヤプラチナメンズリングのリフォーム02.JPG



完成はこちら
大粒ダイヤプラチナメンズリングのリフォーム03.JPG

2つのリングをまとめたのでかなり大きなリングになりました。

サファイヤのリングから外したダイヤを周囲にちりばめました。

大粒ダイヤプラチナメンズリングのリフォーム04.JPG

リングの半分から上は彫りが引き立つ様につや消しの梨地になっています。

ダイヤは彫り留めの一種の五光留めです。

照り返しの彫りは短めになっています。

大粒ダイヤプラチナメンズリングのリフォーム05.JPG

ダイヤは引っかからない様に沈めてあります。

上部は厚みがあるので、重量感たっぷりです。

今回使わなかったサファイヤはお返ししました。



メンズリングの様な大きくて厚みのある指輪は作業も大変です。

お客様が喜んでくれれば報われますわーい(嬉しい顔)
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2011年07月16日

パールのタイタックから指輪へリフォーム

リフォーム作品の紹介をします。

こちらはリフォーム前のパールのタイタックです。
パールのタイタックから指輪へリフォーム01.JPG

プラチナとダイヤを使い指輪へ造り替えをしました。

お客様の希望は、

パールの周りを花びらっぽくして欲しい

出来るだけ低くして欲しい

との事でした。


完成はこちら
パールのタイタックから指輪へリフォーム02.JPG

サイドに留めたダイヤも引き立っているように思います。


パールのタイタックから指輪へリフォーム04.JPG

ピンボケですみません。

横から見ると低さがわかると思います。

花びらっぽい皿の部分もほとんど引っ掛かりが出ない様に気をつけて造りました。


どうでしょうか?


パールリングにありがちな上に飛び出た感じが無くて使いやすいのではと思います。






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2011年02月04日

ダイヤ1ctオーバーのプラチナペンダント造り替え

以前に造ったリフォームの作品の紹介をします。

まずはリフォーム前の写真
pt900 1ctオーバーのダイヤペンダントリフォーム01.JPG

1ctを超える大きなダイヤのペンダントです。

プラチナのネックレスも一緒に溶かして造りました。


プラチナのチェーンはほとんどがpt850です。

その為、当店では純プラチナを足してpt900に純度を上げて使用します。

出来上がりはこちら
pt900 1ctオーバーのダイヤペンダントリフォーム02.JPG

四角い枠の中にダイヤが納まっています。

どうやってダイヤを留めたか判りますでしょうか?

裏面はこんな感じです。
pt900 1ctオーバーのダイヤペンダントリフォーム04.JPG

表も裏も同じ枠のデザインになっています。

どうやってダイヤを留めたかというと・・・
表と裏からはさんで留めてあります。

表の枠と裏の枠をダイヤが入るだけの隙間を開けた状態で合体させます。
そしてダイヤを斜めにして対角線上からギリギリ枠の中に入れます。

ダイヤがぴったり留まるように表と裏から均等に枠をつぶしていきます。
取れなくするのは簡単ですが全く動かなくなるまで締めるのは緊張します。

ダイヤも簡単に割れちゃいますから。

枠をつぶすと当然シワがよるので細部まで丁寧に綺麗に磨きます。


チェーンを通した出来上がりはこんな感じです。
pt900 1ctオーバーのダイヤペンダントリフォーム03.JPG

四角いプラチナの枠が綺麗に光っているので真ん中のダイヤも引き立つように思います。



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2010年12月17日

カメオのブローチを18金でリフォーム

以前に造ったリフォーム作品を紹介します。

まずはリフォーム前
カメオブローチをリフォーム01.JPG

カメオブローチをリフォーム02.JPG

ブローチ兼ペンダントとして使えるカメオです。

材質はシルバーで出来てました。

デザインが気に入っているという事でしたので、同じデザインで造りました。

材料はお客様の使わなくなった18金のジュエリー達です。
カメオブローチをリフォーム04.JPG


溶かした18金の塊から板を作り全て手作業で製作しました。

完成はこちら
カメオブローチをリフォーム05.JPG

横から
カメオブローチをリフォーム06.JPG

裏側
カメオブローチをリフォーム07.JPG

ペンダントとしては使わないとおっしゃったのでブローチの金具だけ取り付けました。

カメオの裏面は平らではなく曲線だったので固定させるのが大変でした。

接着材で付けるのは簡単ですが、そうはせずに鏨で叩き覆鈴留めでしっかりと留めました。

お客様に喜んでもらえて良かったですわーい(嬉しい顔)
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2010年10月21日

形見のオパールの指輪をペンダントに作り替え

前回の続きです。

形見のオパールの指輪をペンダントにリフォームします。

リフォーム前はこんな感じでした。
18金オパールの指輪をペンダントに01.JPG

ここから、たくさんの作業を重ねようやく石留めです。

今回の石留めはとても緊張しました。
18金オパールの指輪をペンダントに01.JPG

まずは台に固定します。

18金オパールの指輪をペンダントに04.JPG

少しずつ四方から叩いて爪を倒していきます。

ふくりん留めの場合、枠を厚めに作ります。

爪は薄いほうが良いのですが、座も薄いと変形してしまいます。

18金オパールリングからペンダント08.JPG

少しずつ全ての方向から叩いて爪を寄せていきました。

まだ隙間があります。

18金オパールリングからペンダント09.JPG

更に隙間がなくなるまで叩きます。

このあたりが一番緊張します。

これだけ大きなオパールは高価ですし、なにより形見の品物の代わりはありません。

割れたらシャレになりませんあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

18金オパールリングからペンダント10.JPG

隙間無く爪を寄せて石がまったく動かなければ石留め終了です。

あとは綺麗に磨いて完成です。

18金オパールリングからペンダント11.JPG

無事完成しました。
シンプルですが綺麗なペンダントになったと思います。

横から見た感じです。
ピンクの石のペンダントに比べると枠に厚みも高さもあります。
石が大きいので高さが足りないと石はうまく留まりません。

詳しい説明はちゃんとお客様にして納得してもらえました。

永く使っていただけたらうれしいです。


佐々木貴金属工芸のホームページはこちら
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2010年10月19日

形見の18金オパールリングをペンダントへリフォーム

新作リフォーム情報の紹介です。

兄の知り合いからリフォームを頼まれました。

おばあさまの形見の指輪を自分で使えるようペンダントへ作り替えたいという事でした。

リフォーム前
18金オパールリングからペンダント01.JPG

大きなオパールの入った指輪です。
となりのピンクのペンダントと同じ様なデザインでとのことです。

18金オパールリングからペンダント02.JPG

直径2cmを超える大きな石です。

斑もたくさん入っていて綺麗です。

斑 (ふ) とはオパールの内部でキラキラ光る赤や緑の内包物の事です。

光の加減でいろんな表情を見せてくれるのがオパールの特徴ですね。

18金オパールリングからペンダント03.JPG

まずは地金を溶かします。

18金オパールリングからペンダント04.JPG

型に流し込みます。

ここから石枠を造る為の材料を作ります。

叩いてなまして、叩いてなまして・・・

伸ばして丸めてロー付けして・・・・

18金オパールリングからペンダント05.JPG

枠と座が出来ました。

更に合体させ、バチカンもロー付けします。

18金オパールリングからペンダント06.JPG

後は形を整え磨いていきます。

そして石留め!

これが一番大変です。

18金オパールリングからペンダント07.JPG

つづきは次回。


完成したペンダントの情報は佐々木貴金属工芸にて。
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