2011年07月14日

PT900 エメラルドカットのダイヤリングサイズ直し

エメラルドカットのダイヤが入ったプラチナリングのサイズ直しをしました。

修理前
PT900 エメラルドカットダイヤリングサイズ直し01.JPG

半分から上にはホーニング(つや消し)がされています。
肉厚でしっかりした造りの指輪ですね。
PT900 エメラルドカットダイヤリングサイズ直し02.JPG

さて作業開始です。
まずはロー付けがされた跡が有るかを確認します。

無ければ一番真下を切ってサイズの伸ばす分の地金を挟みます。
PT900 エメラルドカットダイヤリングサイズ直し03.JPG

そしてダイヤを保護しつつロー付け
ロー付け直後はこんな感じ
PT900 エメラルドカットダイヤリングサイズ直し04.JPG

その後はサイズと真円を出して綺麗に磨きます。

今回は半分から上にホーニング(つや消し)処理をしました。
梨地という言い方もします。

完成はこちら
PT900 エメラルドカットダイヤリングサイズ直し05.JPG

ダイヤ周辺は梨地にせず光らせてあります。

もう一枚
PT900 エメラルドカットダイヤリングサイズ直し06.JPG

無事終了です。
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2011年07月12日

18金ピアス 金具の製作

久しぶりの更新です。

仕事はしてましたがHP・ブログ共になんとなく離れてました。



さて本題です。
18金のピアスの修理です。

修理前
18金 ピアス金具製作01.JPG

ピアス芯がありません。
丸線から製作します。
18金 ピアス金具製作02.JPG

形を作り
18金 ピアス金具製作03.JPG

ロー付け
18金 ピアス金具製作04.JPG

ドリルで穴を成形
18金 ピアス金具製作05.JPG

本体に丸線で合体
18金 ピアス金具製作06.JPG

ギリギリの所で丸線をカットしてかしめます。
18金 ピアス金具製作07.JPG

綺麗に磨いて完成
18金 ピアス金具製作08.JPG

無事終了しました。

ピアスのもう片方をお持ちにならなかったので線の太さに不安がありましたが、無事納める事が出来ました。

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2011年02月03日

18金とプラチナのコンビリングのサイズ直し

修理の紹介をします。

今回のサイズ直しは受けるかどうか悩みました。

18金の指輪にぐるっと一周プラチナが付いてるコンビリングです。
PTK18コンビリングサイズ直し01.JPG

こういうコンビリングは切ると上面のプラチナが分離してしまう物もあります。
また、ロー付けの時に火で炙ると同じ様に分離してしまう物もあります。

なので、このタイプの指輪のサイズ直しは断る事があります。
(買ったお店に持って行った方が安心ですよと説明します)

今回の指輪は実物を見て大丈夫そうだと感じたので受けました。

まずは糸鋸で切断。
PTK18コンビリングサイズ直し02.JPG

切ってもプラチナは剥がれませんでした。
ちょっと安心

PTK18コンビリングサイズ直し03.JPG

18金の板から間に挟む為のパーツを作ります。

プラチナの幅に合わせた溝を削って行きます。

PTK18コンビリングサイズ直し04.JPG

そこにプラチナで造った甲丸状の線をくっ付けます。

サイズを伸ばす幅に調整して指輪の間に挟んでロー付けします。

PTK18コンビリングサイズ直し05.JPG

指輪を石綿で保護と固定して酸化防止剤を塗ってロー付けします。

プラチナ部分が剥がれて来ないことを祈りながらバーナーで炙ります。

何とか無事ロー付け終了。

後はサイズと真円を出し、形を整え、綺麗に磨いて完成です。

PTK18コンビリングサイズ直し06.JPG

よく見るとプラチナの部分にロー目がありますが、
これは金ローを使う以上どうしても出てしまいます。仕方ありません。

お客様は綺麗に仕上がったと喜んでくれました。
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2011年02月02日

18金 印台リングのサイズ直し

修理の紹介をします

今回は18金の印台リングのサイズ直しです。

まずは今迄にサイズ直しがしてあるかを良く見ます。
18金 印台サイズ直し01.JPG

軽くバーナーで火を当ててみたらうっすらとサイズ直しをした跡が出てきました。

糸鋸でその部分を切り取り、新しく伸ばす分の地金もプラスして間に挟みます。

そしてロー付けです。

18金 印台サイズ直し02.JPG

出来るだけ渋いローを使います。
共付けに近い感じで今回はロー付けしました。

ロー付けが終わったら内面をRに合わせて削ります。
そして心金でサイズを出しつつ真円にします。

18金 印台サイズ直し03.JPG

サイズが出たら余分な部分をやすりで削り全体の形を整えます。

心金でサイズを出す時にロー付けした部分(挟んだ地金)を叩いて伸ばすので、
内面の後に外側のやすり掛けをします。

18金 印台サイズ直し04.JPG

形が出来たら超硬のロータリーヘラで全体を締めます。

あとは綺麗に磨いていきます。

18金 印台サイズ直し05.JPG
完成です。

18金 印台サイズ直し06.JPG

腕も綺麗に磨けました。


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2010年10月23日

プラチナの切れたネックレスの修理

ネックレスの修理をしました。

修理前
切れたプラチナネックレスの修理01.JPG

プラチナの棒状のパーツをチェーンでつないだデザインになっています。

今回のは鎖ではなく、パーツのつなぎ目が切れてしまったみたいです。

切れたプラチナネックレスの修理02.JPG

切れて変形した輪っかにパーツを通して閉じます。

そしてロー付け

切れたプラチナネックレスの修理03.JPG

出来るだけ短い時間で終わらせるように心がけます。

指輪の修理でも同じですが、火を長い時間当て続けるのは一つも良い事がありません。

今回のは石も留まっていないしプラチナだし気分的には少し楽です。

とは言っても気を抜いてパーツがくっ付いて動かなくなったりしたら大変です。

まじめにやりましたわーい(嬉しい顔)

切れたプラチナネックレスの修理04.JPG

ロー付け後です。

きれいにくっ付きました。
動きもスムーズです。

あとは磨いて完成です。

チェーンを磨くときには機械に絡まないように注意します。

昔、ネックレスやブレスレットが主力の会社で働いたのでチェーンの磨きは結構得意です。
数年前調べたら、その会社は知らないうちに無くなってました・・・
世の中わからないものですね。

切れたプラチナネックレスの修理05.JPG


無事終了ですわーい(嬉しい顔)


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2010年10月22日

プラチナのダイヤリングのサイズ直し

修理例の紹介をします。

修理前
プラチナダイヤリングサイズ直し01.JPG

結構大きなダイヤが入っています。

プラチナダイヤリングサイズ直し02.JPG

腕は細めですね。

今回はサイズを大きくします。

よく見るとサイズ直しをした跡があります。

大きくする場合は腕を糸鋸で切り伸ばす分の地金を挟んでロー付けします。

今回の場合はまず前回ロー付けしてある部分を切り取ります。

プラチナダイヤリングサイズ直し03.JPG

これは新たにロー付けしたときに前回ロー付けした部分が溶けるのを防ぐ為です。

他店でサイズ直しをした物はどんなローを使ったか判りません。
低い温度で溶けるローを使っていたらロー付け中にポロッと取れてしまう事も・・・

たまにですが、プラチナなのに金ローを使っていたりする場合もありました。


もちろん前回のロー付け部分を切り取らずに作業する事も可能ですが、
一本の腕の中に切った跡が3つも4つもあるのはあまり綺麗だとは思えません。

プラチナダイヤリングサイズ直し04.JPG

切り取った分+今回伸ばす分の長さの地金を挟んでロー付けします。

ダイヤの入っている部分は水に浸した石綿で保護して作業します。


プラチナダイヤリングサイズ直し05.JPG

ロー付け後はサイズを出し、形を整えて磨いていきます。

出来るだけロー付けをした跡が判らない様な仕上がりを目指しています。

プラチナダイヤリングサイズ直し06.JPG

無事終了ですわーい(嬉しい顔)


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2010年10月06日

オニキスの取れたシルバーのリングの修理

石が取れたリングの修理です。

シルバーのリングにオニキスが留まっていたのが取れて無くなってしまったみたいです。


そこで5mm×7mmのオニキスを取り寄せて石留めします。

まずは修理前
オニキスが取れたシルバーリングの修理01.JPG

ふくりん留めされてたみたいですが爪の高さが足りない気がします。
接着剤で着いていた様子はありません。

薄い石だったのかな?

オニキスが取れたシルバーリングの修理02.JPG

このままでは新しい石を留めてもまた取れてしまうかもしれません。

もしくはちゃんと留める事も出来ないかも知れません。

そこで枠の内面を削り、石がもう少し沈むようにしました。
爪が削れて薄くならない様に底の座の部分を削っていきます。

オニキスが取れたシルバーリングの修理03.JPG

取り寄せたオニキスを見ると側面が平らに近く高さもあります。

これでは爪の掛かりが悪いので少し削って爪の掛かりが良くなるようにしました。

左が削ってないオニキス、右が側面を少し削ったオニキスです。

普通は石に合わせて枠を造るのでこのような石を削る事はしません。

石が枠にきれいに入るように石合わせをしたらいよいよ石留めします。

オニキスが取れたシルバーリングの修理04.JPG

だるまと呼ばれる彫刻台に指輪を固定したらたがねで叩いていきます。

全体を均等に少しずつ叩いていきます。

石に爪が隙間無くぴったりとくっ付くまで爪を倒します。

オニキスが取れたシルバーリングの修理05.JPG

何度も何度も確認をしてまったく石が動かなければ石留め終了です。

その後は磨いて行きます。

オニキスが取れたシルバーリングの修理06.JPG

無事終了です。
これなら石が取れることはもう無いと思います。


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