先日水晶を仕入れました。
水晶のブレスレットなどを見た時に多くの人が思う事
これ本物かな?
ガラス玉じゃないの?
だと思います。
そこで、お客様に訊ねられても良い様に調べてみました。
水晶とガラス玉の違い
まずは屈折率が違います。
水晶玉の下に髪の毛などを置き、回しながら様々な角度から見ると線が2重に見える場所がある。
試した所、微妙・・・
判り辛いです。玉が大きければ使えるかな〜。
次は比重
ガラスの比重は2.3
水晶の比重は2.65
水晶の方が重たいです。
比重計で量ってみました。
出た数値は2.6
穴の中に残った空気や機械の精度の事を考えれば十分な結果です。
しかし、ガラスは鉛の含有させる事で比重を変えられます。
ピッタリ水晶と同じにする事も可能かもしれません。
次の違いは硬度です。
ガラスは5、水晶は7です。
本物の水晶はガラスに傷をつける事が出来ます。
試してみました。
ガラスのコップにしっかり傷がつきました。
他にも違いがあります。
熱伝導率が違います。水晶を触るとガラスに比べひんやりします。
見た目で内包物のある無し、蛍光性のある無しなど
水晶を溶かして固める偽物もありますがブレスレットに使う様な大きさではコストの問題で除外出来ます。
今回仕入れた水晶はガラスでは無さそうです。
安心しました。
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