同業者の友人から依頼を受けて造りました。
とても重量感のあるバックルです。
なぜなら表のプレートの部分だけで200gもあるんです。
この品物も結構造るのに手間が掛かりました。
このバックルの金具は強度をもたせる為に18金で造りました。
ベルトの交換がしやすいように蝶番式の金具になっています。
この金具も全て手作業で製作したのですが、かなり大変でした。
裏面にはお客様の名前を入れたので、写真のそこの部分は黒線で消しました。
純金と18金を合体(接合)させるのは大変です。
本体の純金のプレートが大き過ぎて、
長い時間バーナーで炙ってもなかなかローが流れてくれません。
18金のパーツが溶けてしまう恐怖を感じながら作業しました。
また、仕上げにおいても今回の様な板状の純金は非常に大変です。
波打たせず、ざらつかせず、つるつるのピカピカにさせるには根気が必要です。
お客様が喜んでくれたので苦労も報われます
佐々木貴金属工芸のオーダーメイドのページはこちら
【オーダーメイドの最新記事】