2010年10月22日

プラチナのダイヤリングのサイズ直し

修理例の紹介をします。

修理前
プラチナダイヤリングサイズ直し01.JPG

結構大きなダイヤが入っています。

プラチナダイヤリングサイズ直し02.JPG

腕は細めですね。

今回はサイズを大きくします。

よく見るとサイズ直しをした跡があります。

大きくする場合は腕を糸鋸で切り伸ばす分の地金を挟んでロー付けします。

今回の場合はまず前回ロー付けしてある部分を切り取ります。

プラチナダイヤリングサイズ直し03.JPG

これは新たにロー付けしたときに前回ロー付けした部分が溶けるのを防ぐ為です。

他店でサイズ直しをした物はどんなローを使ったか判りません。
低い温度で溶けるローを使っていたらロー付け中にポロッと取れてしまう事も・・・

たまにですが、プラチナなのに金ローを使っていたりする場合もありました。


もちろん前回のロー付け部分を切り取らずに作業する事も可能ですが、
一本の腕の中に切った跡が3つも4つもあるのはあまり綺麗だとは思えません。

プラチナダイヤリングサイズ直し04.JPG

切り取った分+今回伸ばす分の長さの地金を挟んでロー付けします。

ダイヤの入っている部分は水に浸した石綿で保護して作業します。


プラチナダイヤリングサイズ直し05.JPG

ロー付け後はサイズを出し、形を整えて磨いていきます。

出来るだけロー付けをした跡が判らない様な仕上がりを目指しています。

プラチナダイヤリングサイズ直し06.JPG

無事終了ですわーい(嬉しい顔)


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佐々木貴金属 修理1.jpg
posted by 二代目 at 10:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
HP001.jpg
この記事へのコメント
お久しぶりです。
大変遅くなりましたが、
HP拝見させて頂きました。

ご活躍、ご健勝のこと
なによりです。

これからも頑張って下さい。
Posted by JJAの旧友 at 2010年11月04日 23:49
ありがとう。

会う機会は減っても大切な友達だ。

健康には気をつけて。

また集まろう。
Posted by 佐々木貴金属 at 2010年11月05日 23:07
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