2010年08月18日

プラチナのアンクレットの修理 そして反省

先日頼まれた修理です。

PT850のアンクレットが切れたと言う事でした。

品物を見ると・・・

PT850アンクレット修理前.JPG

3ヶ所切れてました。

ボールチェーンはとても切れやすいんですよね。
うちに来るチェーンの修理の中でも一番多いような気がします。

アンクレット修理.JPG

ロー付けです。

3ヶ所なのでつなぐ場所を間違えないように何度も確認しながらロー付けしました。

ボールチェーンは正確には切れるんじゃなくて抜けるんです。
薄い地金の玉に棒が刺さっているだけなんです。
ロー付けされている訳では無いので力が加わると抜けてしまいます。

直す時に出来るだけ抜けたのを元のように差し込むのですが、
一度抜けた物はまた抜けてしまいます。
なのでローで固定するような形で修理します。

PT850アンクレット修理後.JPG

ロー付け後は全体を軽く磨いて終了です。

後日、修理した部分の1ヶ所がまた切れてしまい修理しなおしました。
どうやら、差し込んだ部分が抜けてしまったみたいでした。
当然のことですが無料でやり直しました。

もっと大きなローを流して固めるべきだったのかな?と反省しました。

もちろん不具合が出ないように注意して作業をしてますし、確認や検品もしっかりしています。
それでも当店で加工した後不具合が出た場合には対応致しますのでよろしくおねがいします。


佐々木貴金属工芸 修理コーナーへ.jpg
posted by 二代目 at 12:23 | Comment(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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