これは同業者の友人からの依頼です。
指輪の幅が1cm以上でへびのデザインが欲しいということで造りました。
ワックスで原型を造り、大体のデザインの確認をしてもらいました。
へびの部分が判りやすい様に色の違うワックスで盛り付けてあります。
大雑把に見えるかも知れませんが気のせいです
お客から一発OKが出たのでキャストしました。
キャストとは鋳造の事で、ワックスを石膏に埋めて造った型に地金を流し込むことを言います。
これがキャスト上がりです。
磁気バレル等の処理が終わっているので表面は結構綺麗です。
ここから形を整えサイズを出して、全面を綺麗に磨きます。
へびの部分には鏨でウロコ模様を彫っていきます。
目の部分にはダイヤを埋め込みました。
へびの周りの背景部分は荒らしをかけへびが引き立つようにしました。
完成はこんな感じです。
幅も厚みもあるので重量感も存在感も結構なもんだと思います。
友人からお客様も喜んでいたと聞いて一安心しました
これとセットで頼まれたサルの指輪はまた今度紹介します。
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