2010年07月21日

純金リング

純金の指輪のサイズ直しを頼まれました。

皆さん純金のジュエリーが少ない訳知ってますか?

・高いから
・やわらかいから
・光らない
・傷つきやすい・・・

主な理由は価格と硬度だと思います。

特に硬度は問題で加工もしづらいです。

まずは修理前の写真
100716_095042.JPG

今回は2番伸ばします。

確認したらロー付けの跡があったのでそこを切り地金を挟みました。

100716_103414.JPG

純金の場合、共付けという方法で付ける事が多いのですが、

今回はロー付けしてあったのでロー付けをしました。
(了承を得ています。)


純金を共付けする事が多いのは

1、ロー目がでないから、
2、ローを使うと厳密には純金ではなくなるから

この2つがおもな理由だと思います。

共付けというのは地金を溶かして溶接することをいいます。
ローを流して付けるより難しく最悪指輪自体が溶けてしまう事もありえます。



この後の作業は大変なので手(パー)次回

posted by 二代目 at 10:01 | Comment(0) | 修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
HP001.jpg
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。